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【新連載】藤室長の部屋 1「藤屋段ボールってどんな会社?」

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【新連載】藤室長の部屋 1「藤屋段ボールってどんな会社?」


藤屋段ボールの事、段ボールの事、サステナビリティ(持続可能)の事について—

隔週で新米システム担当 大倉が様々な物事について1歩深堀りしていくウェブコンテンツ

”藤室長の部屋”。連載初のテーマは「藤屋段ボールってどんな会社?」です。


大倉 お疲れ様です。今回は藤屋段ボールがどのような会社なのか、深堀していきたいと思います!

藤室長、よろしくお願いします!

  はい。よろしくお願いします!

 

大倉 早速ですが、まずはこの藤屋段ボールの歴史について聞きたいと思います。藤屋段ボールという名の通り、段ボール事業を中心とした活動を行っておりますが、段ボールの製造・販売を行ってどれくらい経つんですか?

  藤屋段ボールが段ボールの事業を始めてから今年でもう63年位になります。60歳を超えているから1つの事業としては結構長いと思うよ。そもそも段ボールを始めたきっかけは藤屋段ボールの前身の会社の藤屋商店という会社が新規事業として始めたのが段ボール事業なんだけど、創業者の方が木材の仕入れで北海道に行った際に、アメリカへの缶詰の輸出に段ボールが使われ始めているのを見て、「これは今後伸びていく商品かもしれない!」と思って始めたのがきっかけなんだよ。

大倉 なるほど、ふとしたきっかけが今の藤屋段ボールを形成しているのですね。

ちなみに、この段ボール以外にも取り組んでいる事業もあるのでしょうか?

  段ボール以外だと、包装で使用する緩衝材やテープ、バンドだとか、プラスチックトレー、スチロール、パレットなどの資材も提供しているよ。段ボールの商談の際に、包装資材の話もまとめてできるとお客さんも手間が省けるメリットがあるね。

あとは機械。段ボールを組み立てる製函機やテープなどを止めるための封函機、ラベルの検査装置なども販売したり、その後のメンテナンス等、包装にまつわる事についても積極的に取り組んでいるよ。あと最近は段ボール製のディスプレイ関係もがんばっているよ。

大倉 ただ段ボールを提供するのではなく、段ボールの周辺のお客様のニーズにも対応できるようになっているのですね。

 

大倉 私はこの聖籠町の東港工場しか知らないのですが、昔は違う所に工場があったんですよね?

  そうそう、最初に段ボール事業を始めた時は、新潟市の早川町にあった藤屋商店の工場の中に段ボールの機械を入れて事業を始めたよ。でも年々と生産量が増えてきたから沼垂に第二工場を作ったり、その後 事業開始から10年後に場所を新潟市から豊栄市(現新潟市北区豊栄)に移転したんだ。その後も生産量が増えていって、もっと広い敷地を求めて当時まだ売り出したばかりの広大な砂漠のようなこの聖籠町の東港工業団地を買って新たに東港工場を開設して移転してきた。移転してきた当時はまだバイパスも出来てなかったみたい。今と景色が全然違うよね。

余談だけど、昔の資料を振り返ると、今から約60年前の当時に新潟県内で”段ボール”事業をやっていたのは長岡に2社ほどあったそうだけど、新潟市ではうちだけだったみたい。(※弊社の社内資料に記載の内容の為、詳細は不明)

大倉 長い年月のなか同じ段ボールを取り扱うなかでも、様々な事情があったのですね。

 

大倉 そういえば、藤屋段ボールのあのえんじ色の丸いロゴマークって、どのようなきっかけであの形になったのですか?

  ロゴマークが決まったのはかなり昔の事みたいで、誰が決めたかも不明なんだけど、社内の公募で決まったマークみたい。よく見てみるとカタカナの”フ”の形になっていて、それが8つある円のように配置されているマークなんだけど、フ(フ)の字(ジ)が八(ヤ)つから、”フジヤ(8)”。単純だけど、わかりやすいマークになっているよね。

大倉 なんだかクイズ問題みたいですね…。意味が分かるとスッキリします。

 

大倉 社員さんについてですが会社内における男女構成比はどれくらいなのでしょうか。

  現在の社員数に対して男女比は6:4。生産のメンバーも事務所内のメンバーもだいたい同じくらいの比率かな。

大倉 私は事務所内でシステムの仕事を担当していますが、システムや営業に女性がいるのも珍しいと思います。

  今迄は女性の営業がいなかったり、生産でも女性で印刷機をやる人は少なかったりしたんだけど、これからはそういう時代ではないので、女性も男性と同じように活躍できるように積極的に取り組んでいるよ。いざやってみると女性の営業はお客さんと良い関係を構築して活躍しているし、生産の女性もお願いしている業務については男性と同じように頑張っているよ。今後は女性のリーダーも増やしていきたいけど、それはこれからの課題だね。段ボールの会社は男性のイメージが強いけど、逆に女性が多い位の会社になっても面白いかもね。


大倉
 どんどん女性が活躍していくといいですね! ちなみに年齢層はどのようになっていますか?

  今の平均年齢は42歳。年齢層を見てみると、40代と10代~20代にボリュームがあるかな、ベテランからフレッシュな社員もいる。そんな年齢構成になっているよ。あと上には上がいて、最高層は年齢をいうと怒られるかもしれないから言えないけど、すごく長くこの会社で働いてくれていて、仕事もすごく頑張ってくれている方もいるね。ベテラン陣の仕事に向き合う姿勢は若手に見習ってほしいね。

大倉 経験豊富な方も多く、新人さん含め若手も頑張っている環境ですね。

 

大倉 最後に、藤屋段ボールで掲げている行動指針、それに対してどのような取り組みを行っているのでしょうか。

  藤屋段ボールの行動指針は『お客様に喜ばれ、評価される仕事をスピードを持って実行する』『力を合わせ、無駄をなくし収益に繋げよう』という事を掲げていて、読んで字のごとくなんだけど、前半部分はお客様への姿勢を示していて、お客様に喜ばれ、評価される仕事を、スピード感をもってやる事で、お客様にまたこの藤屋段ボールを使いたい!と思ってもらえるよう、会社全体として取り組もうというメッセージになっているよ。

また後半部分は収益が無いと会社としてやっていけないから、会社全体として仕事の無駄を無くして、収益を上げていこうというメッセージになっているよ。

大倉 それだけの熱意だと、私ももっと仕事に対して頑張らないといけないなと改めて気づかされてしまいますね!

本日はありがとうございました!

 

 

今回は藤屋段ボールについて、どのような会社なのかについて深堀りしました。

次回の更新では「藤屋段ボールが段ボールを始めるまで」について、藤室長に深堀していきたいと思います!